あそびの手引書 Game Climbing
なぜ、ゲームクライミングなのか?
子供たちの体位は向上しましたが、体力・運動能力は1964年の東京オリンピック以来低下し続けています。
若者の背筋力・握力が衰えたために、母親が子供を抱いていられない、お年寄りを抱き起すことができないという現象が広がっています。地面に座り込む若者もその典型です。
そんななか、子供たちがあそびながら筋力を鍛える、特に身体を支える背筋力、人間活動の基本である握力を育てる遊具が生まれました。
それがゲームクライミングです。
通常の競技用スポーツクライミングは上へ移動しますが、このゲームクライミングは子ども向けに横移動します。
横移動をすることで安全性確保と体力向上を達成することができました。 目標に向かって懸命に努力するチャレンジ精神も大いにかき立てられる、21世紀を生きる子供たちのための画期的な遊具です。
ゲームクライミングの動画
ゲームクライミングの体力的効果
現代の子供の「体の問題」を捉えたときに、以下の現象をはじめに考えなければなりません。
1.背筋力を含む筋力不足の問題
若者が長時間立っていられないため、街頭やコンビニの前などでしゃがみこんでいる。また若い母親が母乳を与えるために数十分と乳児を抱いていられない。
2.視野不足の問題
パソコンやテレビの普及発達によって、それらの画面だけを見る習慣が日常的となり、本来人間が身を守るために持ちえていた周辺視(視界の広さ)が10°近く狭まっている。
3.歯並びの悪くなった問題
より食べやすい柔らかい食べ物が多く嗜好され、噛み砕くあごの動きが鈍り、さらに体力的にがんばることが減ったため、あごの発達が未熟になり、結果、歯並びの悪い子供が増えてきている。
それらの問題を、あそびながら解決できる遊具が
ゲームクライミングです!
ゲームクライミングを推薦します!
正木 健雄(日本体育大学 名誉教授)
「最近の子供たちは体力が低下している!」と言われて50年、学校では「体力つくり」に懸命に取り組んでくださいました。嬉しいことに「体力」は一定の水準を維持できています。ところが「子供のからだは、どこかおかしい!」という実感はなくなりません。私たちの調査では、「大脳・前頭葉」の”興奮”や”抑制”の強さが、幼児から小学校中学年にかけて、なかなか育ってこないことがわかってきて緊張しています。 これまで、大脳を発達させるためには”まず、手や指を使って!”と考えられてきました。ところが”腕を使う”と「大脳の興奮水準が一層高まる」という事実が注目され、まず”腕”を使って「頭を冴えさせよう!」という実践が注目されてきています。 ゲームクライミングはこの課題にぴったりです。”朝一番”の取り組みで目を覚まさせると、”次の課題”の効果が一層向上することもわかってきています。”集中力”だけではなく”がんばる気力”も高まり、元気でしっかりした子供たちに育つでしょう。
How to play
6°の逆傾斜が安全の確保と体力の向上を約束します
ホールドの持ち方・足のかけ方
高い自由度で”あそび”を展開できる遊具
屋外型と屋内型から選べます
”ごほうびメダル”が子供の”やる気”を引き出します
\"あそびの手引き書”ダウンロード
より詳しくご覧になる方は「あそびの手引き書」PDF書類(11P)をダウンロードして下さい。
こちらをクリックしてください。